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弁護士に憧れた子ども時代


〜ドラマ『ペリー・メイスン』〜

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幼稚園入園の頃

 私が「弁護士になりたい」と最初に思ったのは、中学生の頃でした。
きっかけは、当時テレビで放映されていたアメリカのドラマ『ペリー・メイスン』という弁護士ペリー・メイスンが主人公の、法廷ドラマを見てのことでした。
ペリー・メイスンが、嫌疑をかけられた被告人の無実を法廷で立証し、真犯人まで暴いてしまうという活躍ぶりに、夢中になったものでした。

― 「裁判長、ここで新たな証拠を提出したいと思います」
と裁判長に許しを得るペリー・メイスン。
傍聴席の探偵ポール・ドレイクが、待ってましたとばかりに証拠の品を持ってくる。
一瞬不安な表情をあらわす真犯人。メイスンのするどい質問でたじろぐ証人。
パーカー検事の執拗な「裁判長、それは誘導尋問です」の抗議をかわし、ついに被告の無罪を証明して真犯人をあばき出す ―

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高校時代クラスメイトと(前から2列目右から2番目)

 ドラマの中のペリー・メイスンは、今思えば、弁護士というよりむしろ、推理小説に出てくる探偵のようでした。
『ペリー・メイスン』を見て、弁護士はスリリングで格好いい仕事だなと思い、「よし僕も弁護士になろう!」と思ったのでした。

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高校時代ラグビー部の仲間と(前列右端)

 ちなみに、ペリー・メイスン役は、『刑事アイアンサイド』という車椅子の刑事役をやっていた、レイモンド・バーという目がパッチリして恰幅のいい俳優でした。
彼の横にはいつも、デラという美人秘書が寄り添っており、そのようなシチュエーションにも憧れたのでした。

母の影響

 

〜困っている人を助けたい〜


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大学時代友人たちと(前列左から2番目)

 高校へ進学してからも弁護士になる夢は持ち続け、大学は法学部に入学しました。
大学に入ってからは、より具体的に弁護士を目指して司法試験に取組みました。
その頃はまだ、弁護士を目指す理由の大幅を占めていたのは、正義感に燃えてではなく、あくまでも「格好良さそうだから」というものでした。

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江ノ島の海で母と弟と

 けれども、「弁護士になって困っている人を助けたい」という思いは、常に心の中にありました。
そのような想いを抱くようになったのは、母の影響が強かったのではないかと思います。
母は昔から人の面倒をよく見る人でした。仲間外れにされているような人に、積極的に親しくしたりしていました。
父は、昭和62年に亡くなりましたが、それ以降は、母が現在100歳になる父方の祖母の面倒を見ていますし、祖母も母を頼りきっています。
そのような母を見ていて、いつしか「自分も人助けをしたい!」と思うようになりました。

夢が叶い弁護士に


〜お役に立つことが、自らの使命〜


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大学時代クラスメイトと(前列右端)

 子どもの頃からの夢が叶い、ようやく憧れの弁護士になることができました。
しかし、実際の弁護士の仕事は、憧れではなく、現実の様々な問題と向き合う仕事です。司法試験の教科書にしたがって、すんなりと解決できるものばかりではありません。
迷ったり、悩んだり、大変な事件も数多く経験しました。

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念願の弁護士に

 今では、お客さまの抱える様々な問題を解決し、お客さまに満足していただくことが、自分の使命であり、人生の目的であると思うようになりました。
「弁護士」というと聖職者のイメージが強いのですが、事務所を経営し、家族を養っている以上、お金を稼がなければなりません。
少しでも多く稼いで、少しでもいい暮しをしたいという思いが、ない訳ではありません。
しかし、それを人生の目的にしてしまうと、思うように稼げなければ、つまらない人生に思えてしまうでしょう。
 また、たくさん稼ぐことができたとしても、「もっと稼ごう」「もっと、もっと…」と際限のない欲望の渦にのみこまれ、結局、満足など得られないであろうと思います。

「人は自分のために働いている限り、不平不満から逃れられない。なぜならば人間のわがままは際限がないから」
「世のため人のために働き、自分が『役に立っている』と理解したときに、はじめて人間は幸福感を感じられる」
と教えてくれた方がおりましたが、正にそのとおりだと思っています。

あなたのお役に立つことが、私の使命です。

まずは、じっくりお話し下さい


〜親身にお聴きします〜

弁護士は法律の専門家です。
法律のことだけ、考えていればいいように思われがちです。
「限られた時間内で、法律的な解決に必要な要点だけを、効率よくお客さまから聞き出すことが、有能な弁護士の仕事である」
弁護士になって暫くは、私もそんなふうに考えていました。

しかしある時、お客さまから、
「あなたは、私の話の要点だけを聞いて、自分では素晴らしい解決ができると思っているかも知れない。けれども、たとえどんなに素晴らしい解決ができたとしても、私は満足できませんからね」

と言われたのです。

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会合にて

その時初めて、要点だけ聞いて効率よく事件を解決することが、お客さまにとって、必ずしも最良の解決であるとは限らない、と気づいたのです。
お客さまは、思いもよらぬトラブルに巻き込まれ、どうしていいかわからず困惑し、不安な気持ちを抱えていらっしゃいます。

そして、そんな胸の内を、誰かに気軽に話せる状況には、到底おられません。
そんなお客さまのお気持ちを、お客さまの立場になって、受け止めて差し上げることが、何より大切なことなのです。
もちろん、法律的な解決に必要なことをお聞きすることは、弁護士として必須事項です。
けれども、お話を聴くということは、それだけではないのです。

大切なことに気づかせてくれた、そのお客さまの正直な言葉には今でも感謝しています。

私が仕事をする上で常に心がけていることは、お客さまの話を親身になって聴くということです。

弁護士は、お客さまの問題を法律的に解決するのが仕事です。
しかし、お客さまの話を親身にお聴きしないまま、法律的に最良の解決ができたとしても、お客様の心の満足が得られない場合があります。
反対に、法律的にはお客さまの望まれる解決が難しい場合でも、お客さまの話を親身に聴くことで、お客さまが満足されることも数多くあります。

あなたの話を、親身にお聴きします。

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富士法律事務所 代表パートナー
弁護士
村上 誠 (むらかみ まこと)
1957年3月18日 東京都中野区生まれ。
  中学生の頃に見たアメリカの法曹ドラマ『ペリー・メイスン』の影響で、弁護士という職業に憧れを抱く。
誰に対しても分け隔てなく、面倒見のよい母の姿を見て、自分も困っている人を助ける仕事に就きたいと思うようになり、本格的に弁護士を志す。・・・
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